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「飽くまで知る」

金子 竜馬

男性 / 東京大学合格 / 現・学而会講師

これは私の個人的な意見ですが、受験勉強、と言いますか、全て勉強において必要とされるのは、 それを何か達成の手段として見ることではなく、「飽くまで知る」という、この純粋な求知の姿勢ではないかと思います。

私は現役で東大の理科二類に合格致しましたが、他人と比べて何か特別な勉強をしていたかと言えば、そうでもありません。
人並みに遊んでいましたし、ここだけの話、割と受験直前まで塾の仲間と一緒に馬鹿騒ぎを重ねておりました。
それにも関わらず、無事志望校に合格できたのは、この求知の姿勢が、当時の私に備わっていたためではないかと思います。

今は大学院で物理を研究していますが、当時の私は生物や日本史が好きで、参考書や資料集の内容を独自にまとめたノートを 作成したりしていました。一方で数学は大の苦手で蛇蝎のごとく嫌っておりましたので、数学を勉強する時間を削ってでも 好きな教科の勉強に時間を注ぎました。
その甲斐あって、受験から五年経った今も、高校程度の学習内容であれば大体は何となく覚えています。
私がこういった勉強を始めたのは高校二年の春からだったと記憶していますが、お陰様で生物や日本史については知識的な面で 困ることもなく、安定して点数が取れる教科として、受験期にも心の余裕を持つことができました。

とはいえ、私のこういった勉強は、決して受験を見据えてのものではありません。完全なる趣味です。
センター日本史を制覇するために、山川日本史を余すところなくノートにまとめ、一部足りない背景知識を史料集成や その他の文献で補う必要は全く、どこにも御座いません。

しかし事実、私はそれが楽しかった。

学校の授業など耳にも容れずに取り組み、抑圧された受験生活における数少ない心の拠り所として、夢中で勉強していました。
そうしてセンター試験が終わり、最早日本史を学ぶ必要もなくなったとき、私は全てをやり切ったという清々しい気持ちで、 初めて真剣に、受験勉強に取り組むことができたのです。

皆様、受験勉強とは凡て苦しいものです。試験一つを凌げば、後は殆ど使われることのない知識のために、 脳を焼く必要があるのか。頭を柔らかくするパズルのような数学の問題を、必死で解く必要があるのか。

国語を勉強する必要があるのか。こうした悩みはあらゆる受験生に共通のものではないかと思います。
しかしそれは、勉強をそのような目的指向なもの、即ち一度目標を達すれば途端に無為と化すもの、と捉えているから
苦しいのです。

勉強とは本来、ひたすらに貪欲に知を求める行為であって、その限りにおいて楽しい。私の場合、日本史を通じてこの楽しさを理解し、 そしてそのことが、結果として他の教科に対しても、同様の態度で接することを勧めました。
それは知らず知らずの内に私の糧となり、淡々とした受験生活の中にも私を支え、導いたのだと思います。

ですから受験生の皆様、あるいはこれから受験勉強に取り組もうとする皆様、まずは「知るを知れ」と、私は申し上げたい。

その内容は何でもよいと私は思います。キーツの詩に魅せられ、その源流にあるロマン主義を辿って、ギリシア・ローマの文学を 学ぶもよし、マクスウェルの方程式を見て、物理学の有する美しい理論体系に心を馳せるもよし、或いはツノゼミの姿に驚き、 そのグロテスクな兜の謎を解き明かそうと野に出るのもよいでしょう。ともかく、こうした些細な好奇心の一つ一つが、 我々を学ぶ姿勢に向かわせ、やがて来る受験の日に、ささやかな果実をもたらすことになるのです。

以上、果たしてどれほど皆様の役に立つか分かりませんが、せめて微かでも心に留まるところがあればと思いつつ、 私の合格体験記を締めさせて頂きます。

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